◆◇ 儲けるポイント◇◆


私が4年間いろいろな会社の株を見てきた中で驚くほど値上がりしている株がたくさんあります。
それは先程も登場した仕手株であったり、情報通信やマルチメディア関係の会社の株であったり、画期的な商品やヒット商品を開発したとか、イロイロな理由があります。以下はそれぞれの性格を説明します。

§仕手株というのは、決して業績の優秀ではない会社の株を謎の投資家集団が仕組んで売買を繰返して株価を吊り上げていくのです。そのターゲットになった株が仕手株または材料株と呼ばれます。
株式は魚や野菜などと同じように市場(イチバとは読まないでシジョウと読んでね)で取引されています。
株を売りたい人と買いたい人がそれぞれ希望価格を証券会社を通して市場に注文として出します。
それで値段が折り合えば取引が成立し、その折り合った値段をその株の時価といいます。
その注文を仲間内で出し合い、値上がりしたときに安いときに買っておいた大量の株を売って儲けているのが仕手株集団(仕手筋)です。
ちなみに、その行為は犯罪なのですが、一般の投資家も便乗して儲けようと集まってくるので(それが仕手集団の狙いなのですが)誰が仕組んでいるのか判らず、証拠もないので、まかり通ってます。
(逆に株を売りまくり、値下がりさせて儲けている仕手筋もいますが、ややこしいので説明は省きます。)

(一例)兼○日産農林  390円位 '95.3 → 5,300円位 '96.7 → 365円 現在
    井筒○     200円位 '98.末 → 1,200円位 '99.6 → ???円
    (これらは極端な例ですが、他にも2倍、3倍以上になっている仕手株はたくさんあります。)

ただし、仕手株は値動きが激しい分、儲けも大きいですが、売り買いのタイミングを間違うと、損もデカくなるので、ギャンブル感覚で小額の投資で、こづかい稼ぎ程度にしておく事をおすすめします。

§情報通信、マルチメディア関係は、コンピューターや携帯電話等の急速な普及に伴ないハードやソフト、そしてサービス等を提供し常に今の時代の最先端を走っている企業です。
言うならば、この大不況の世の中をまるで、鯉が滝を登り龍に変身したような会社で比較的歴史が浅い企業が多く、フットワークの軽いのが特徴です。代表的なものではソ○トバンク、N○Tデータ、N○Tドコモ、ヤフ○、など数多くありますし、これからもどんどん登場してくるでしょう。
ヤフ○なんかは、'98年2月頃 250万円位だったのが、今年に一時6千万円まで値上がりしてました。
な、な、な、なんと、20倍以上!
あなたも一流スカウトマンが近い将来スーパーアイドルに成長する新人アイドルを見い出すように、そんな会社を見つけられれば、その投資は必ず何倍にもなることでしょう。(つい最近の話ですが、フューチャーなんとかって言う会社が上場(市場で取引できるように株式を公開すること)する前に売り出した株の値段が650万円位で、上場初日に付いた値段が3300万円位でした。でも、上場前に買えるのは抽選で当たった人だけなので、"くじ運"も必要です。あしからず!)


§画期的な商品やヒット商品については、皆さんも心当たりがあるとおもいます例えば、今話題の毛生え薬(これは、販売権を獲得しただけですが・・)やダイオキシンを出さない焼却システムを開発したとか、ちょっと前では、タマ○っち(ここの会社は調子に乗りすぎてブームが去った後は悲惨でした。)とかGショッ○の会社(こちらも現在は一段落してます。)とかハローキ○ィー(ここは未だ絶好調)等々いろいろありますよね。


§その他にも株が上がる理由は多々あって、外国の企業と提携したとか、合併したとか、大胆なリストラ策を打ち出したとか、新しい法律ができた(介護保険法が制定されて、ベッド作ってる会社の株が上がりました。
これは一種の連想ゲームみたいなものですね。)等など、これらは新聞の経済欄なんかをチェックしてると判る要因です。(テレビ欄と4コマ漫画だけじゃ新聞代もったいないですよぉ。笑)(*4)

このように儲けるポイントを紹介してきましたが、実際には結果を見て解説しているだけで、私自身もソ○トバンクやN○Tデータ等、大化けした株を安いときに購入していました。
しかし、彼らの下積み時代には、買値を下回る事も度々あり彼らの将来性に不安を感じ早々に手放してしまいました。今更ながら自分の忍耐力のなさに呆れています。(^〜^ゞ



  *4
そりゃそうです。 みなさん、ちゃんと新聞は読みましょうね。 loopも工業新聞と輸出入関連の新聞(っていうのかな?JE○R○発行の)は、ほぼ毎日見てる。 えらいね〜loop。って感じ。ちゃんと、毎日今日のドルのレートは、いくらって言えるしね。何の役にも立たないが・・・ 誰か誉めてくだしゃい。 loopのこと。 



                            →next page